近所の駅前を少し出たところにとっても小さな回転寿司屋がオープンした。
通りがかった際にしばらく横目でチラチラ見ていた。
全部で4畳半ぐらい?客席は2畳もないくらいじゃないだろうか?
なんせ回転寿司のくせしてレーンは半周分くらいしかないんやもん。
座席も4席ぐらいか。
入ってみようかなと思っては見たが殆ど客を見かけない。
そうんなんだよなあ、駅のこっち側は昔からの下町という感じで外食する若い人があまりいない。
今までこのあたり何店舗もオープンしては短期間で店を畳んでるのを知ってるから心配してた。
あるとき傍を通りかかったら客が入ってるじゃないか!
小さな子供さん連れのお客にせっせとお茶を出したりかいがいしく働く店の主人。
店のご主人も嬉しそう。
良かった、と。
が、しかしその後もしばらく客足はみられず、
ある日通りがかったら、
店の主人らしき人がカウンターにうつ伏せになっているのを見かけた。
その時、店の主人が顔を上げ、一瞬目が合ってしまった。
睨まれたような感じだった。
キマづくなってそそくさとその場を立ち去ってしまう俺。
それから数日もせず回転寿司屋は閉店してしまった。
開店して一ヶ月もたってないんじゃないだろうか。
今でもあの時の店の主人の顔が忘れられない。
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